私は48歳の主婦です。55歳の主人と二人暮らです。子供2人は社会人になり独立しています。
私の主人は50歳を過ぎてもゴルフにテニスと、スポーツ我大好きです。私も一緒にゴルフをします。
そんな体を動かすことが大好きな主人は体力だけは自信があります。
結婚してから26年目ですが、今まで大きな病気をしたことがありません。
ですから、普通は50代にもなれば医療保険、がん保険にはみなさん入っていると思いますが、主人も私もがん保険に入っていません。
主人は「保険は安心料だから必要ない」と言う考えです。「死ぬときは死ぬ」というはっきりした考え方が主人らしいです。
しかし、さすがに主人にも老後の人生をもっと現実的に考えて欲しくて、私は医療保険のことを、話し合うことにしました。
主人が「保険は社会保険で十分だから、もし病気になっても高額療養費で賄えるから保険は無駄に加入しない!」と頑固に言いました。
しかし私は美容院で見た雑誌で、高額療養費について新しいことを知ったので主人に話しました。
もしがんになって手術、抗がん剤治療など、費用がかさんで、高額療養費を利用しても、1カ月の医療費の自己負担には上限があるというのです。
がんは一度なったら簡単には治らない病気です。入院と手術、治療を繰り返し、かなりまとまったお金が必要だとわかりました。
主人はがんになっても高額療養費に頼ればあとは多少の貯金で何とかなるという考えでした。
でもどうやらがんの治療が長引いたり、再発したりした場合は、かなりの金額がかかるとわかりました。
私は美容院で雑誌を読みながら、主人は勘違いしているとわかったので、しっかり覚えて説明してあげようと思いました。
がんの治療費は、病状の進行具合や、どんな治療を選択すはるかによって異なるから一概にいくらとはわからないということです。
まず、広がりが小さい早期がんでは入院、手術となることが多くて、一時的に数十万円以上の医療費がかかることがあるこいうことです。
そして主人がいつも私に力説する
「高額療養費」を使うと確かに負担は軽くなります。
一般的な収入の人なら、1カ月の医療費の自己負担は8万円+αで済むのは本当でした。
仮に1カ月に100万円かかっても、自己負担は8万円+αで済むので、うちの主人は医療保険はいらないと頑固になっているのです。
しかしここからが主人が見落としているところでした。
それは、がんは長引く病気であるということ。一回の入院と手術で完治にはほとんどならないのです。
退院後にも抗がん剤治療や定期検診が続くことがあります。
8万円+αの負担が数回、発生する可能性があって、治療が始まった年の医療費の自己負担は50万円程度かかるというのです。
がんが再発せず、定期検診のみとなれば、2年目以降は年間5~7万円程度が目安になり、そんなに家計を圧迫することはないです。
ただし、乳がんの場合はホルモン療法などで年間15~20万円程度の負担が続くことがあるというので、私は引き続き乳がん検診は受けるつもりです。
高額療養費で自己負担はかなり軽くはなりますが、、高額療養費の対象となる治療が長期間続けば、年間70万円弱かかる可能性があるのです。
だから完全に高額療養費と少々の貯金があれば大丈夫だという主人の考え方は甘いので、がん保険について真面目に考えることにしました。
主人はこの話を真剣に聞いてくれて、少しはがん保険の加入について考え始めました。
今までがん保険に入ったことがないので、がん保険にも様々な商品があることくらいしか知らず、詳しい内容はこれから二人で検討するつもりでいます。
私が美容院で見つけたたったひとつの記事ですが、これからの私達の老後に大変有力な情報でした。
そしてどんなに、健康に自信があっても、がんにいつなるかわからないし、なったときにまとまったお金がないと、本当に命が救えるかという話になってくるのです。
私も今まで健康だけが取り柄で生きてきたので、がん保険のことを考えませんでしたが、最近はがん保険について調べて加入する方向で考えています。
保険は病気になったときに家計を助けるものでもあります。
私達の夫婦もそうでしたが、保険は掛け捨てで、病気にならなかったら、お金がもったいないという考えでした。
しかしいまは全然そんな時代ではありませんでした。
よっぽどのお金持ちでない限りは、一般の家庭でしたら、もしがんになったら、必ずお金の問題に直面するのです。
だから資金面で保険という選択肢はやはり考える必要があるのです。
最近では20代でもがん保険に加入する人が増えています。
乳がんは治療が長期になると50万円近くするので、保険がなかったら、家計が圧迫される可能性があります。
もしあなたが今は、元気だから病気のことを考えたくない、とか保険に興味がないという人は、もう一度、このままで良いのか考えてみてください。
大切な家族が安心して暮らしていけるために、がん保険に加入することは、決して無駄ではありません。
仕事も遊びも健康な体があってこそ、できることです。
私達のように、老後になってから考えるのではなく、出来れば若いうちからがん保険について考えてみてください。
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